豊かな自然を守る〜自然の恩恵と人間がやるべきこと〜

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熱帯する日本

世界の平均気温は過去100年間に0.7度上昇しましたが、東京は都市化の影響もあって、過去100年間で気温が3度上昇しているのです。東京の真夏日(最高気温30度以上)、熱帯夜(最低気温25度以上)、猛暑日を40年ほど前と比べると、熱帯夜は2倍、猛暑日は3倍に増えていて、夜の気温は下がらず、冷房なしでは寝られなくなったのです。日中は極度に暑く、熱中症で命を落とす人もいるなど、子供たちは外で遊べないようになってしまいました。気温が高いのはもちろん夏だけではなく、最近は気象観測所の約半数に相当する75地点で、観測史上1位もしくは1位タイの暖かさになり、豪雪地帯で知られる新潟県魚沼市でも極端に雪が少なくなりました。冬に暖かいのは良いことだ、という声も聞かれますが、スキー場は大打撃を受け、雪不足は夏にかけての水資源にも影響を及ぼすのです。天然のダムの役目を果たす積雪が少ないというのは、水資源の不安定化にもなるのです。私たち人間以上に、植物は敏感に反応していて、関東から九州では3月中に花が散ってしまうことも多く、秋の紅葉も年々遅れ、過去50年間に東京では半月ほど色づきが遅くなっているのです。冬の期間はだんだん短くなり、日本の美しさの代名詞である四季はなくなりつつあるのです。

皆 実はちゃんと知らない、一足先に押さえたい情報