豊かな自然を守る〜自然の恩恵と人間がやるべきこと〜

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    緑の回廊

    緑の回廊とは、自然生態系の保護に関する生態学の用語であり、ヒトの生活圏によって分断された野生生物の生息地間をつなぎ、主に動物種の移動を可能とすることで生物多様性を確保するための植物群落や水域のことをさします。人工的に設けられたものを指す場合が多いのですが、同様の効果を持つものならば、意図せずできたものに対しても用いられるようです。「水と緑の回廊」や「緑のコリドー」とも呼ばれています。生物多様性を確保するには広くまとまった生息地を残すことが望ましいのですが、人間の経済活動などと対立すると多くの場合は困難なので、残された生息地間に人為的に植物を植えて植物群落でつないだり、水路等を設けることにより、動物が生息地間を行き来できるようにするとできる植物群落などを緑の回廊と言い、占有面積に比べて効果は大きいと言われています。水棲の動物でも水域をつなぐことで同様の効果が得られますが、トンボなど繁殖のため通常の生息地から一定の距離以内の水面を必要とする動物の場合は、水面を設けることで個体群が維持され、分布を広げることができるので水と緑の回廊と言うこともあります。

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