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オランウータンの保護活動
オランウータンはマレー語で「森の人」を意味し、長い間、森の象徴と考えられ、オランウータンは、チンパンジーやゴリラと違い群れを作らず、森の中でひっそりした暮らしぶりは謎が多かったのです。野生のオランウータンは、絶滅がささやかれていますが、実際は研究者自体が少なく、きちんとした総合的な生息調査は行われていないのです。しかし、近年の熱帯雨林の伐採・森林火災・樹木の盗伐などにより、急速にその生息域を減少させていることは確かなのです。キャンプ・カカップは、インドネシア、東カリマンタン州クタイ国立公園にあり、野生オランウータンの保護と調査活動を行う基地となっています。「カカップ」とは、キャンプの脇を流れるセンガタ川で採れるスズキ科の魚の名前で、キこれからも開発地と隣り合わせの川に魚が上ってくるようにという願いを込めてつけた名前なのです。 1983年に、同地における長期調査をはじめ、その10年後の1993年、現地の村人たちがもっと安定した研究・調査を続けられることを願い、三層、二階建て、高床式の現地風木造建築が造られました。そして、村人たちが協力して建てた建造物は今、地元民でも人気がある国立公園のシンボルとなっています。
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